小口多回配送
定時、不定量、多回配送を基にして運送システムのこと。 コンビニエンスストアの運送システムが代表的。
小口多回配送は、一般的にコストがかかり、環境にもマイナス影響という批判がある。
これは、輸送にかかる直接の費用しか見ていないことが多い。
経理の科目集計とか、伝票上の仕分け方がばらばらのため、トータルのコストが見えにくくしていることが原因だと思います。
流通業界大手のセブンホールディングスは、「商品の鮮度」や「売り場の効率」を高めるために、メーカーに対し、小口多回配送を要求している。
これによる環境にマイナスという批判も多い。
トータルの視点で見た場合、お客さんが欲しがらない商品を運び、最終的に廃棄するなどは、本当の資源の無駄といえる。小売業からすると無駄なものをつくらない置かないことが合理的な流通という考え方になる。
1.ダイヤを基準にして回る路線バス方式
2.一定のお客が集まってから出発する観光バス方式
の二つの方式のうち、
コンビニの物流システムは、1を選択している。これは、一個当たりの運賃が高いか安いかという問題より、お客の要求するサービスに応えるためには、一個当たりの単価という部分の効率化ではなく、大規模拠点と店舗ネットワークを重視し、経営効率としてトータルで効率をあげることに主眼をおいていることになる。
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